やよい 会計ソフト

個人事業主向け会計ソフト『やよいの青色申告オンライン』は今なら無料で1年間使える!

 

「やっぱり会計ソフトを使うなら、大手の弥生かな」と思っているあなた。

インストール型で地位を築いてきた弥生が、どんなクラウド型会計ソフトを販売しているか、興味深いですよね。

『やよいの青色申告オンライン』は、2014年10月から販売を始めました。

freeeが2013年3月、『マネーフォワードクラウド確定申告』が2014年1月なので、他のクラウド型会計ソフトより少し遅れての進出です。

 

そんな『やよいの青色申告オンライン』の料金体系やサービス内容、特徴などについて詳しく見ていきましょう。

 




利用料金について

 

『やよいの青色申告オンライン』には、2つのプランがあります。

  1. サポートサービスはついていないが、基本的な機能を1年間無料で利用できるセルフプラン 翌年からは 年額8,000円(税抜)
  2. 全てのサポートサービスが受けられるベーシックプラン 初年度 年額6,000円(税抜) 翌年からは 年額12,000円(税抜)

やよいの青色申告オンライン 料金プラン

やよいの青色申告オンライン 各プランのサポート比較

引用元:弥生㈱

 

先のことは考える暇もないし、目先のお金がどれだけ抑えられるかに重きをおくなら、1年間(最大で14ヵ月)無料で使えるセルフプランにしておけば間違いないです。

(決算申告機能のない無料体験版も最大で2ヵ月無料で使えるんですけど、その後でセルフプランに申し込んでも無料期間が延びるわけではないので、最初からセルフプランに申し込んでしまえばいいです。)

ただ、初めて会計ソフトを使うのに、チャットはおろかメールでも問い合わせができないのはちょっと厳しいかも。

もちろん、使い方ガイドやFAQはあるんですけど、ちょっと心もとないです。

私が実際に使ってみた時に、データを取り込んだらよく分からないエラーが出たので調べてはみたんですけど、何が悪いのかよく分からなくて行きづまって長時間無駄にしたので。

初心者の方であれば、サポートがついているベーシックプランの方が安心です。

 

支払方法は、クレジットカードと口座振替が選べます。

ただ、支払いは前払いの年契約しかないので気をつけてくださいね。

解約をしても、残り期間に対応する利用料金の返金もされません。

解約ということになると、それまで登録されたデータの参照すらできなくなります。

契約更新のタイミングまでには、継続するかどうかきちんと考えておく必要がありますね。

もし解約するなら、必要なデータや帳簿は保存しておきましょう。
帳簿関係は7年間の保存義務がありますからね。

やよいの青色申告オンライン 契約期間

引用元:弥生㈱

 

サービスの特徴について

 

『やよいの青色申告オンライン』のサービスの特徴です。

初心者にも分かるように勘定科目の補足説明や例を示してくれる

記帳をしようとする場合に、厄介なのは仕訳ですよね。

「このレシートを処理するのに、どう仕訳を入力すればいいの?どの勘定科目を使えばいいの?」という場合に助けになるのが、
下の画像のような勘定科目ごとの簡単な説明であったり、取引内容に対応する科目を教えてくれる取引例です。

これがあれば、大抵の取引なら仕訳できちゃいます。
仕訳に慣れていない人でも安心ですね。

 

やよいの青色申告オンライン 仕分け入力画面

やよいの青色申告オンライン 取引例

 

サポートサービスが充実している

ベーシックプランにすれば、とても充実したサポートサービスが受けられます。

電話、メール、チャットでの問い合わせはもちろん、オペレーターと自分のパソコンの画面を共有することもできるので、質問の細かい説明をしなくても個別の疑問をパパっと解決することができます。

さらに、確定申告の時期にあたる 1月15日~3月15日は、サポートの対応時間が延長されます。

ただし、電話サポートは、フリーダイヤルではなくて通話料がかかる「050」から始まるIP電話なのでご注意を!

通話料がかかるなんて思ってもいませんでしたが、マネーフォワードクラウドも同じく有料なので、私の感覚がもはや古いのかも⁉

 

金融機関に限らず、様々なサービスと連携して仕訳を自動で作成する

下図のような多くのサービスからデータを取り込んで、自動で仕訳を作ってくれる機能があります。

これを活用すれば、たいていのものは一から仕訳せずにすみます。

 

対応金融機関別 自動仕分け機能

引用元:弥生㈱

 

レシートを撮影してデータ化する画像取込アプリ『弥生レシート取込』は、実際に私も使ってみました。

ちょっとレシートを解読するのに時間がかかりましたが、早く正確に解読させるには撮影のコツがありそうです。

弥生の使い方ガイドに下のような説明があったので、これを参考にしてアプリを活用すれば、精度も速度も上がるのかも。

「スマート取引取込」の[スキャンデータ取込]画面やスマートフォンアプリの『弥生 レシート取込』でレシート・領収証を取り込んだ際、取引日や合計金額などが正しく取り込めない場合があります。

読み取りにくいレシート・領収証

  • 文字が「黒」以外のもの
  • 文字色が薄いもの
  • 柄が描かれているもの
  • レイアウトが特殊なもの
  • シワ、折り目があるもの
  • スタンプが押されているもの、メモ書きされているもの
  • 金額・日付・電話番号等の上下に、接近して実線が引かれているもの

正しく取り込めなかった場合は、「スキャンデータ取込」の[画像の確認]画面で編集してください。

 

『弥生 レシート取込』でのレシート・領収証の読み取り

『弥生 レシート取込』での撮影の際、以下の点に留意して撮影してください。

  • レシート・領収証以外のものが、背景として画面内に極力映り込まないように撮影する
    (可能な限り、レシート・領収証を画面いっぱいに撮影する)
  • 画面内に背景が映り込んでしまう場合は、背景は無地になるように撮影する

注意点

レシート・領収証の内容を正しく読み取れないため、以下のような撮影方法は避けてください。

  • 暗い場所での撮影、画面に影が映り込むような撮影
  • レシート・領収証を、極端に斜めに回転させた状態での撮影
  • レシート・領収証に対しカメラが水平ではなく、レシート・領収証が台形に映るような撮影

引用元:弥生㈱

あなたが外出していることが多く事務所にあまりいないようなら、スマホを使ってこまごまとしたレシートの処理をしておけるのは便利ですよね。

 

『やよいの青色申告オンライン』の強みとは

『やよいの青色申告オンライン』の強みは、個人事業主に対する圧倒的なシェアを誇っていることです。

㈱MM総研が2018年4月に発表した調査結果によると、
個人事業主でクラウド型の会計ソフトを使っている人の半数以上が、『やよいの青色申告オンライン』か『やよいの白色申告オンライン』を使用していることが分かりました。

 

クラウド会計ソフトのシェア 円グラフ

引用元:㈱MM総研

 

クラウド型への進出は遅れをとったにも関わらずこのシェアというのは、やはり『弥生』の知名度やブランド力でしょうか。

あなたがこれまでの実績を重視するなら、シェアも一つの判断材料になるかもしれませんね。

初年度は通常より安く利用できますので、ぜひ検討してみてくださいね。

 

 







 

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